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犬・猫の歩き方がおかしい、変だと思ったら?考えられる疾患について

こんにちは。

木場駅・東陽町駅が最寄りの「木場パークサイド動物病院」です。

普段は元気に走り回っている犬や猫が、突然、歩き方がおかしくなることがあります。

足を上げたり、引きずっていたり、ぎこちない歩き方をしたりと、その症状はさまざまです。

 

歩き方がおかしくなる原因として、骨折や脱臼、怪我、関節炎、狂犬病などがあげられます。

犬や猫の歩き方が普段とは違うと気づいたら、できるだけ早めに動物病院の診察を受けましょう。

今回は、犬や猫の歩き方がおかしくなる原因についてお話します。

 

歩き方がおかしい!考えられる原因は?

犬や猫が、急に歩き方がおかしくなった場合は、痛みを伴う骨折や脱臼、怪我をしている可能性が最も高いといえるでしょう。

たとえば、足を地面につけずに歩こうとしているのなら、足裏に強い痛みを感じているといえます。

肉球にトゲなどが刺さっていないか、足裏に出血するような怪我はないかを念入りに確認してあげましょう。

 

関節炎が原因の場合は、足を引きずるように歩く症状が特徴です。

片足をあげたまま歩くのを嫌がり、足を踏ん張るようなら、ひざの関節を支える前十字靭帯損傷の可能性が考えられます。

 

ほかにも、股関節の緩みが主な原因の股関節形成不全や、ひざのお皿が不自然にはずれる膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼など、考えられる原因はさまざまです。

 

歩き方がおかしいときは狂犬病の疑いも

犬や猫の歩き方がおかしい場合、狂犬病が原因の場合もあります。

狂犬病は「前駆期」「狂躁期(きょうそうき)」「麻痺期」の3段階で進行しますが、麻痺期になると、全身の筋肉が上手く動かなくなり歩行にも支障が出ます。

狂犬病の場合は、歩けなくなる前に、いつもより興奮状態になり、誰かれ構わず噛みつきやすくなるなどの症状がみられますのでご注意ください。

 

狂犬病の場合は、人間への感染も懸念されますので、必ず狂犬病ワクチンを毎年接種しましょう。発症してしまった場合は、残念ながら手の施しようがありません。
万が一、狂犬病を発症してしまった犬に、人間が噛まれてしまった場合は「暴露後ワクチン接種」という手もありますので、すぐに病院を受診なさってください。

 

猫も狂犬病に感染することはありますので、他の動物と接触しないように気を付けましょう。
猫にも狂犬病のワクチンはありますが、犬と違い接種が義務付けられているわけではありません。飼主さんの判断次第で接種します。

 

専門医による早期治療で症状を改善

犬や猫の場合、歩行にかかわる整形外科分野の診断は、とてもわかりにくいという面もあります。

もの言えぬ犬や猫は、どこが痛くて歩けなくなっているのかの症状を伝えるすべがないからです。

一緒に暮らす飼い主様が、普段とは違う犬や猫の様子を観察して獣医師に伝える必要があります。

 

症状を改善するために、整形外科の専門医による診察と診療を受けるとよいでしょう。

飼い主様のなかには、「犬や猫の整形外科の専門医って?」と疑問に感じる方もいるのでは。

 

木場パークサイド動物病院の副院長は、二次医療施設の整形外科で診療していた経験をもつ獣医師です。

二次医療施設とは、通常の動物病院では診療が難しいケースに対応できる動物医療施設です。

二次医療施設では、獣医療の専門的な知識はもちろん、優れた医療技術が求められます。

 

犬や猫の歩き方がおかしいと気づいたら、副院長が担当する当院の整形外科にご相談ください。

 

歩き方がおかしいと気づいたらすぐに診察を

犬や猫の歩き方がおかしいときは、からだのどこかに痛みを感じていると言えます。

重篤な病気の発症のサインかもしれないので、歩き方がおかしいと気づいた時点で、動物病院の診察を受けましょう。

また、狂犬病は発症させないようにすることが大切ですので、定期的なワクチン接種で予防してください。

 

木場パークサイド動物病院は、土日・祝日も通常通り診療している動物病院です。

夜間や救急にも対応していますので、いつでも診療にお越しください。

 

 

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