コラム column
犬の感染症予防に効果的な「混合ワクチン」の種類~愛犬を病気から守る予防接種について~
こんにちは。
木場駅・東陽町駅が最寄りの「木場パークサイド動物病院」です。
犬の病気のなかには、万が一、発症すると治療が困難な感染症があります。
犬の混合ワクチン接種は、感染症予防に効果的です。
混合ワクチンには種類があり、飼い主様のなかには「どれを受ければいいの?」と迷われる方も。
予防できる感染症と混合ワクチンの種類の違いについてお話ししましょう。
犬の感染症にはさまざまな種類がありますが、混合ワクチンの接種によって予防できる効果が高いといわれています。
●感染力の強い感染症を予防する「コアワクチン」
感染症のなかでも、犬ジステンバー、犬伝染病感染、犬アデノウイルス2型、犬パルボウイルス感染症は、感染力が強く最悪の場合には命の危険を伴う感染症です。
この4種類の感染症を予防する混合ワクチンは、コアワクチンと呼ばれています。
●感染リスクに応じて接種する「ノンコアワクチン」
一方で、犬の年齢や生活環境、住んでいる地域によって感染力が異なる感染症に有効的な混合ワクチンをノンコアワクチンと呼びます。
ノンコアワクチンで予防できる感染症には、犬パラインフルエンザ、犬コロナウイルス感染症、犬レプトスピラ感染症があげられます。
●「混合ワクチン」の種類は2種から11種
犬の混合ワクチンは、コアワクチンとノンコアワクチンの組み合わせによって2種から11種までに分類されるのです。
たとえば、混合ワクチン5種は、4種類のコアワクチンとノンコアワクチンの犬パラインフルエンザウイルスを予防できる成分が含まれています。
8種の場合は、5種に加えて、犬コロナウイルス感染症と2種類のレプトスピラ感染症が含まれます。
犬の健やかな毎日のために、混合ワクチンで感染症のリスクから守ってあげてください。
木場パークサイド動物病院では、飼い主様と十分にご相談したうえで、5種、6種、8種、10種の犬の混合ワクチンをご提案させていただいております。
木場パークサイド動物病院は、土曜・日曜・祝日も通常通り診療している動物病院です。
夜間や救急にも対応していますので、いつでもご相談ください。
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