コラム column
ネコちゃんの慢性腎臓病に要注意!【猫の病気について】
こんにちは。
木場駅・東陽町駅が最寄りの「木場パークサイド動物病院」です。
猫の慢性腎臓病は、猫の病気の中で発症率が高い病気として知られています。
シニア期に入った猫が発症しやすいため、高齢の猫の場合は特に気を付けたい病気と言えるでしょう。
猫の慢性腎臓病とは、どのような病気なのでしょうか。
猫の慢性腎臓病は、初期症状として表れない場合がほとんどです。
初期の場合は、猫はいつもと変わらす元気なため、飼い主様が気づきにくい病気と言われています。
主な症状として、頻繁に水を飲み尿の回数が増える多飲多尿があげられます。
猫がしょっちゅう水を欲しがり、透明な尿を大量にする場合は注意が必要です。
また、思わず顔をそむけたくなるような強い口臭も慢性腎不全の特徴のひとつです。
ほかにも、食欲がなく、あまり動こうとしないといった症状も見られます。
慢性腎臓病が疑われる症状がみられたら、動物病院へご相談してください。
猫の慢性腎臓病は、早期発見が唯一とも言える治療のカギとなります。
初期症状ではわからないため、動物病院での定期的な血液検査や尿検査がおすすめです。
動物病院での定期的な検査によって、猫の慢性腎臓病を早期発見できます。
また、普段から塩分の多いご飯やおやつを控えたり、新鮮なお水を常に飲めたりできる環境を整えてあげるとよいでしょう。
万が一、慢性腎臓病と診断された場合は、完治は難しいものの食事療法や水分を補う点滴治療によって進行を遅らせる可能性が高まります。
猫の慢性腎臓病は、急性腎臓病とは異なりゆっくりと進行していく病気です。
慢性腎臓病から愛猫を守るためには、飼い主様ができるだけ早めに気づいてあげることがとても大切です。
木場パークサイド動物病院は、土曜・日曜・祝日も通常通り診療している動物病院です。
夜間や緊急にも対応しておりますので、お気軽にご相談してください。
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