犬や猫の具合が悪くなるタイミングは、平日の日中とは限りません。「夜間や休日にうちの子の具合が悪くなった」というご経験はありませんか？
当院の院長は救命救急科を担当していた経験から、少しでもそのような飼い主様のお力になれればと思い、急患にはできる限り対応したいと考えています。
夜間（診療時間外）に具合が悪くなった場合も、まずは一度ご連絡をいただき状況をお聞かせください。ただし、お電話いただいた際に、ほかの患者様の対応などで、すぐにお電話に出られない場合もありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
当院では、犬や猫などおうちの子の急な体調不良にできる限り対応しています。夜間や休日など診療時間外のご相談も承りますので、まずはお電話ください。
症状によって、緊急で受診が必要な場合と、様子を見ても大丈夫な場合がありますが、自己判断はおすすめしません。おうちの子の様子がいつもと違うと感じたら、遠慮なくご連絡をお願いします。
救命救急科を受診したほうがいい、緊急性の高い4つの症状をご紹介します。犬や猫に普段と異なる症状が見られたら、おうちの子をよく観察してください。
下痢や嘔吐が続く・元気がない・発熱している・治っても再発したなどの症状がみられる場合は、体力がない子犬や子猫、シニアの犬や猫の場合は注意が必要です。できるだけ早い受診をおすすめします。
水を大量に飲んでおしっこの量が多い場合は「たくさん飲んだから尿をたくさんしている」と思う方もいると思います。しかし、実は病気が原因で、尿の濃縮ができずに薄い尿がたくさん出て脱水症状を起こし、喉が渇いて水を大量に飲んでいるのかもしれません。
尿の色はいつも通りのこともあれば、薄くなっていることもあります。
犬や猫がふらつく・よろけるなど思うように動けないでいる場合、すぐにけろっとしているなど短時間で症状が治まり、その後も元気にしているなら心配はありません。
しかし、症状が続いたり、一旦治まったのに再発したりする場合は、以下に挙げた怪我や病気のサインかもしれませんので、受診してください。
安静にしているのに呼吸が速い・荒い場合は、速やかに受診していただくことをおすすめします。
特に「熱中症」は治療が遅れると命にかかわることもある病気です。
パグやフレンチブルドッグなどの短頭種、シニア期、肥満の子はとくに熱中症になりやすいので注意してください。
犬や猫は言葉がしゃべれないため、実際に検査をしてみないと、具合が悪くなった原因がわかりません。
そのため「すぐに病院に連れて行くべきかどうか」「受診するほどではないかも？」などと悩む前に、飼い主様が少しでも不安に思う症状があれば、なるべく早く受診しましょう。
おうちの子の緊急事態に最初に気付いてあげられるのは飼い主様です。受診することで、ときには命が助かることもありますので、受診したほうがいいのか悩んだ時は遠慮なくご相談ください。
江東区東陽町にある「木場パークサイド動物病院」では、平日の日中だけでなく、夜間や休日（土日祝）にも可能な限り救急対応を行っています。初めて受診される方でも、急な症状でお困りの際はお電話でご相談ください。
また、当院では、犬や猫の混合ワクチンやフィラリア予防、定期検診などを通して犬や猫の健康のサポートを行っております。普段の様子を知っていると、緊急時の対応もスムーズになりますので、お近くにお住まいの方は予防接種や検診にぜひお越しください。
